2008年 01月 10日
胎内記憶
素敵な本を見つけました
これは、胎内記憶・誕生記憶について研究している、産科医であり医学博士の池川明先生が、保育園などへの調査を元にして書いた本です
題名に惹かれて手に取ったのですが、非常に興味深い内容でした
本の中では、様々な子供たちがママのお腹の中にいた時のことや、お腹の中に入るまでのことを生き生きと語っている様子が描かれています
「お腹の中は暗くてあったかかった」
「ママのおなかに入った時、長いひもがあって、自分のおなかにくっつけたの かんたんだよ」
「魔法使いに連れられて、きらきらしてあったかい道を歩いて、パパとママのお家に着いた」
「家の中から笑い声が聞こえてきて、おとうさんとおかあさんを選んだ」
「おかあさんとおとうさんの結婚式の時、手つないでるの見えた おへそから見えた」
「雲の上にいて、あそこの家がおにいちゃんたちがいていいなと思って、ここへきたんだよ」
こういった記憶を話す時期と言うのも、だいたいの傾向があり、言葉が出始める1歳過ぎあたりから始まって、2歳~4歳の間にピークを迎え、5歳を過ぎると急速に減っていくのだそうです
実際、「2,3歳頃には何度も繰り返し話してくれたのに、4歳を過ぎた今は、そんな話をしたことさえ忘れています」と言う話を、何人もの方がしているそうです
調査によると、3割を超える子供たちに胎内記憶が、2割前後の子供たちに誕生記憶があることが分かったとのこと
そして、調査を進めていくうちに、それだけにはとどまらず、ママのお腹に入る前の記憶までもがある子供がいることがわかってきたのだそうです
子供たちによって表現の仕方は様々ながら、ある共通したイメージがあり、
・暖かくて、ほんのり明るく、居心地の良い空間
・自分と同じような子供たちが何人かいて、大人も少しいる
・その時がくると、自分の意思で、またある理由をもって、お母さん・お父さんを選んで生まれてくる
というもの
胎内記憶がある、と答えた子供たちのうち、「自分からしゃべった」と言う子は約1割弱で、その外の子供たちは「聞いたら答えた」とのことでした
胎内記憶についての話は、以前から知っていたのですが、いつも3歳の姪に聞いてみてもふざけてばかりで(面白い話を作ろうとするのか)全然ダメ
よし、と思い、改めて二人になった時に「ママのお腹の中にいる時、どんな感じだったの?」と聞くと、残念ながら覚えていない様子でした
間も無く33歳を迎える私は全くその記憶はありませんが、調査によると約1%の方には大人になっても記憶が残っているそうです
この調査によって、今のところ結論付けられるのは次の3つのことだと、池川先生は言っています
①子供の選択で両親は選ばれる
②子供は両親(特に母親)を助けるために生まれてくる
③子供は自分の人生の目的を達成するために生まれてくる
②について、ある子供はこんな事を言っています
「おなかにおるときな、お母さん、せきばっかりしとって、やばいなと思った。だから、おなかの中で一生懸命掃除しとったん」
「掃除」というのは、お母さんの暗い気持ちや疲れ、悪い食べ物を取り除いて、きれいにすることだそう
「おなかの中で掃除していた」とか、おなかの中にいる赤ちゃんを外から見て「今、お掃除してるよ」といったと言う話は良くあるそうです
前回の内容でも少し触れましたが、私もこれについてはとても実感があります
また詳しく書きますが、妊娠によって、特に春に流産した子によって、私の体は本当に変わりました
春に旅立った子は、その為に来てくれたのではないかと、ずっと思っていました
今再び身ごもることが出来たのも、その子のおかげだと思います
そして、興味深いのは③
これは色々なことからも感じていましたし、占星術などの視点から見てもそうですが、私たちは私たち自身の目的を持って生まれてくるのでしょう
そして、子供たちは子供たち自身の目的を持って生まれてきます
自分自身の道をしっかりと持って、自分の目的を達成するのとともに、子供たちがそれぞれの目的を達成することを手助けするということ
子供を親の所有物にせず、芽を潰すことなく花開かせること
大切なことに、改めて気付かせてくれた本でした
これは、胎内記憶・誕生記憶について研究している、産科医であり医学博士の池川明先生が、保育園などへの調査を元にして書いた本です
題名に惹かれて手に取ったのですが、非常に興味深い内容でした
本の中では、様々な子供たちがママのお腹の中にいた時のことや、お腹の中に入るまでのことを生き生きと語っている様子が描かれています
「お腹の中は暗くてあったかかった」
「ママのおなかに入った時、長いひもがあって、自分のおなかにくっつけたの かんたんだよ」
「魔法使いに連れられて、きらきらしてあったかい道を歩いて、パパとママのお家に着いた」
「家の中から笑い声が聞こえてきて、おとうさんとおかあさんを選んだ」
「おかあさんとおとうさんの結婚式の時、手つないでるの見えた おへそから見えた」
「雲の上にいて、あそこの家がおにいちゃんたちがいていいなと思って、ここへきたんだよ」
こういった記憶を話す時期と言うのも、だいたいの傾向があり、言葉が出始める1歳過ぎあたりから始まって、2歳~4歳の間にピークを迎え、5歳を過ぎると急速に減っていくのだそうです
実際、「2,3歳頃には何度も繰り返し話してくれたのに、4歳を過ぎた今は、そんな話をしたことさえ忘れています」と言う話を、何人もの方がしているそうです
調査によると、3割を超える子供たちに胎内記憶が、2割前後の子供たちに誕生記憶があることが分かったとのこと
そして、調査を進めていくうちに、それだけにはとどまらず、ママのお腹に入る前の記憶までもがある子供がいることがわかってきたのだそうです
子供たちによって表現の仕方は様々ながら、ある共通したイメージがあり、
・暖かくて、ほんのり明るく、居心地の良い空間
・自分と同じような子供たちが何人かいて、大人も少しいる
・その時がくると、自分の意思で、またある理由をもって、お母さん・お父さんを選んで生まれてくる
というもの
胎内記憶がある、と答えた子供たちのうち、「自分からしゃべった」と言う子は約1割弱で、その外の子供たちは「聞いたら答えた」とのことでした
胎内記憶についての話は、以前から知っていたのですが、いつも3歳の姪に聞いてみてもふざけてばかりで(面白い話を作ろうとするのか)全然ダメ
よし、と思い、改めて二人になった時に「ママのお腹の中にいる時、どんな感じだったの?」と聞くと、残念ながら覚えていない様子でした
間も無く33歳を迎える私は全くその記憶はありませんが、調査によると約1%の方には大人になっても記憶が残っているそうです
この調査によって、今のところ結論付けられるのは次の3つのことだと、池川先生は言っています
①子供の選択で両親は選ばれる
②子供は両親(特に母親)を助けるために生まれてくる
③子供は自分の人生の目的を達成するために生まれてくる
②について、ある子供はこんな事を言っています
「おなかにおるときな、お母さん、せきばっかりしとって、やばいなと思った。だから、おなかの中で一生懸命掃除しとったん」
「掃除」というのは、お母さんの暗い気持ちや疲れ、悪い食べ物を取り除いて、きれいにすることだそう
「おなかの中で掃除していた」とか、おなかの中にいる赤ちゃんを外から見て「今、お掃除してるよ」といったと言う話は良くあるそうです
前回の内容でも少し触れましたが、私もこれについてはとても実感があります
また詳しく書きますが、妊娠によって、特に春に流産した子によって、私の体は本当に変わりました
春に旅立った子は、その為に来てくれたのではないかと、ずっと思っていました
今再び身ごもることが出来たのも、その子のおかげだと思います
そして、興味深いのは③
これは色々なことからも感じていましたし、占星術などの視点から見てもそうですが、私たちは私たち自身の目的を持って生まれてくるのでしょう
そして、子供たちは子供たち自身の目的を持って生まれてきます
自分自身の道をしっかりと持って、自分の目的を達成するのとともに、子供たちがそれぞれの目的を達成することを手助けするということ
子供を親の所有物にせず、芽を潰すことなく花開かせること
大切なことに、改めて気付かせてくれた本でした
by riho_yng
| 2008-01-10 13:41
| 妊娠・出産