2007年 09月 05日
アロマテラピーとの出合い
アロマテラピーと出合って10年が経ちました
当時私はとある証券会社でOLをしていました
学生時代、好きなことを学び、かけがえの無い友人たちに出会い、様々な経験をし、そして希望に満ち溢れて飛び出した社会
現実を目の前に、少し分かりかけていた自分自身を見失いつつありました
何が本当で、本当でないのか
何が正しくて、正しくないのか
どれが本当の私なのか
そのうち疑問さえ抱かなくなり、常識を法律とし、淡々と日々を送る私がいました
仕事にも慣れたし
収入も上がったし
それなりに楽しいこともあるし
大人になるってこういうことなんだ、と思いつつ
でも、何かがおかしい
学生時代と、さほど生活リズムや食生活は変わってないのに
いつも胃が痛いし
生理痛はひどくなったし
何だかイライラするし
こんなに集中力無かったっけ、私?
病院に行ってもいつも原因不明で、症状を抑える薬を処方されるだけ
とりあえず薬を飲めば治るけど、ちょっと前よりひどくなってない?
そんな時、たまたま見たテレビ番組で、ゲストが紹介していたのがアロマテラピーでした
何やら、小瓶に入った香りの液体を、お風呂に入れたり、マッサージに使ったりするらしい
イギリスでは専門の学校があって、”アロマテラピスト”っていう職業もあるらしい
当時、休日の朝に入浴剤を入れたお風呂にゆっくり入る習慣があった私は、早速そのアロマテラピーとやらを試してみることにしました
本を読み、初めて購入したのはゼラニウムとローマンカモマイル
合成の香りに慣れていた為、初めて嗅ぐエッセンシャルオイルの香りは、何とも変わった香りに感じましたが、今では忘れられない、私にとっての”アロマテラピー”の香りになりました
本の通り、合計5滴湯船に落とし入浴(今となれば、両方強い香りなので、2~3滴でも良かったんじゃないかと思いますが…それまでは合成の香りを愛用していたため、嗅覚が鈍感だったのでしょう)
目を閉じてスーッと深く吸い込むと、淡いピンクや黄色の光が見えるようでした
そして硬く凝り固まった首の後ろの筋肉がふっと緩み、ホッとするのが分かりました
キリキリと痛んでいた胃は、いつの間にか楽になっていました
アロマテラピーって何!!??
それから本を参考に、色々なシチュエーションに合ったエッセンシャルオイルを使ってみました
徐々に体の不調は消え、同時に心がみるみる元気になっていくのに気付きました
まるで、長い間耳を傾けていなかった心の声が聞こえてきたようでした
心と体はつながっている
そう感じた瞬間でした
体が元気でも、心が元気でなければ、いずれどこかに症状が現れる
ホメオパシーの理論でも、生体は身体、感情、精神でなるとされますが、心の声を無視し続けると、やがては体がそのサインを出します
アロマテラピーは、自分らしくあることの大切さも、私に教えてくれたのです
エッセンシャルオイルの不思議な香りの心地よさと、アロマテラピーへの止まらぬ探究心が、今の私へとつながっています
そしてこの度、アロマテラピーのスクールの同期である友人とともに、ワークショップなどの活動を行っていくことになりました
第一回目は、アロマテラピー占星術です!(募集は既に締め切らせていただきました)
詳しくはこちら
次回は、このワークショップについてお話したいと思います!
by riho_yng
| 2007-09-05 19:00
| アロマテラピー